イベントレポート
株式会社パリミキホールディングス 様
自社の価値を高める顧客接点を強化! 効果的なCMS活用とデジタルマーケティングのヒント
コネクティは、パリミキを運営する株式会社パリミキホールディングス様のデジタル戦略を支援。CMSoDを導入することで、5つのサイトを一元管理し、効率的な運用を実現しました。その結果、更新頻度が向上し、2020年5月以降の来店予約数・売上はコロナ禍でも1.5~2倍に増加。本記事では、顧客体験の強化と事業成長の秘訣を、当社主催イベントで語っていただきました。
目次
■ パリミキが事業成長した“カギ”は、Webサイトの強化 >>
■
■ 5つのサイトを一括で管理、CMS on Demand採用で運用負荷削減を実現するDX型のリニューアルへ >>
「パリミキ」や「メガネの三城」で知られる三城ホールディングスの事業開発を担当する株式会社三城ホールディングス 事業開発 Digital Device Solutions J&T DREAM CHANCE 萩山 明人氏は「コロナ禍の中でパリミキが事業を成長してきた秘訣とWeb施策について」とのタイトルでセッションを展開しました。
同社も2020年前半は新型コロナウイルスの甚大な影響を受け、とくに4、5月の売上は創業以来の落ち込みに。
「前年比で60%を切る数字は、私自身25年会社にいる中で経験したことのないものでした(萩山氏)」
ただ、6月以降は客数・売上高ともに堅調な回復を見せています。同社はなぜ、急激な落ち込みから回復できたのでしょうか。
同社も2020年前半は新型コロナウイルスの甚大な影響を受け、とくに4、5月の売上は創業以来の落ち込みに。
「前年比で60%を切る数字は、私自身25年会社にいる中で経験したことのないものでした(萩山氏)」
ただ、6月以降は客数・売上高ともに堅調な回復を見せています。同社はなぜ、急激な落ち込みから回復できたのでしょうか。
パリミキが事業成長したWeb戦略について、動画で詳しく解説!
「まず、創業90周年の節目に合わせてテレビCMや新聞・折込チラシなどの紙媒体、Web広告を連動させ、積極的にプロモーションを打ちました。また、テレワークや巣ごもり需要増加といった顧客ニーズの変化に適した商品を提案したり、三城独自の視力測定である「ビジュアルライフケア測定」において接客を強化したりするなど、提案力や接客力を強みにしていきました。そして、そうした取り組みをWebによる告知でしっかりと宣伝することで、日々変化する顧客のニーズに柔軟に応えられたこともポイントです。Webチームがいかに店舗に送客するかを意識したサイト作りに努め、利用したことのない人にもその良さを伝えることに注力しました(萩山氏)」
来店予約の仕組み自体は2019年2月に実施したリニューアル前の旧Webサイトからありましたが、リニューアルを機に、予約フォームをより強く打ち出せるように実装。コロナ禍で、外出時間を減らしながらも満足のいく買い物を楽しみたい、というニーズの高まりを感じ、チラシや店舗ごとの案内ハガキに予約URLをQRコード化して埋め込みました。
この結果、2020年5月以降の来店予約数・売上は3、4月と比較して1.5倍から2倍に増え、購入率も10%ほど増加したそうです。
さらに、テレワークにフィットするブルーライトカットレンズや巣ごもり需要に合わせた室内用レンズなど、同社の豊富な商品・サービスを訴求するため記事系コンテンツを強化したほか、商品ページもよりわかりやすく工夫することで、来店増につなげることができたといいます。
来店予約の仕組み自体は2019年2月に実施したリニューアル前の旧Webサイトからありましたが、リニューアルを機に、予約フォームをより強く打ち出せるように実装。コロナ禍で、外出時間を減らしながらも満足のいく買い物を楽しみたい、というニーズの高まりを感じ、チラシや店舗ごとの案内ハガキに予約URLをQRコード化して埋め込みました。
この結果、2020年5月以降の来店予約数・売上は3、4月と比較して1.5倍から2倍に増え、購入率も10%ほど増加したそうです。
さらに、テレワークにフィットするブルーライトカットレンズや巣ごもり需要に合わせた室内用レンズなど、同社の豊富な商品・サービスを訴求するため記事系コンテンツを強化したほか、商品ページもよりわかりやすく工夫することで、来店増につなげることができたといいます。
リニューアル当初、Webの取り組みに関して自社でPDCAを回しており、自社だけではサイクルのスピードが上がらなかったことに加え、分析・企画に弱いという課題もあったそうです。そこで2020年からはコネクティにサイトの全面リニューアルと運用支援を依頼。これによりPDCAを効率よく回すことができ、コンテンツのページビューも大きく伸びています。
また、同社では、リニューアル時にクラウド型CMS「Connecty CMS on Demand」(CMSoD)も採用。その理由について次のように話します。
「旧Webサイトはリリースから長年経過し、デザインが古くなっていたのが課題でした。また、トップページが複雑になり、情報発信やスマホ対応も適切に行えていませんでした。これらに加えて更新作業が煩雑で、相当な運用負荷がかかっていました(萩山氏)」
また、同社では、リニューアル時にクラウド型CMS「Connecty CMS on Demand」(CMSoD)も採用。その理由について次のように話します。
「旧Webサイトはリリースから長年経過し、デザインが古くなっていたのが課題でした。また、トップページが複雑になり、情報発信やスマホ対応も適切に行えていませんでした。これらに加えて更新作業が煩雑で、相当な運用負荷がかかっていました(萩山氏)」
そこでリニューアルに際しては、基幹システムからのデータ取り込みを自動化して運用負荷を削減し、少人数でも効果的な発信が可能になる環境を目指しました。
「CMSについては数社から提案をもらいました。その中で、CMSoD自体を評価したのはもちろんですが、コネクティの人々のマインドと情熱が当社の目指すものにマッチしていると感じたことも、採用の大きな決め手になりました(萩山氏)」
CMSoD導入後、商品検索ページは基幹システムとCMSを連携させ、情報を動的に表示するよう改良。また、ニュース機能や読み物系記事にもCMSを駆使しています。一方、在庫情報と店舗情報については基幹システムのマスタ情報から自動的に取り込んでいます。このように基幹システムとCMSを連携させることで運用負荷を大きく減らし、DXを実現。工数をかけずに常に最新で正確な情報をサイトにアップできるようになりました。
同社では5つのサイトを運用していますが、以前は各サイトを別々の仕組みで運用していたため、横のつながりがなく、更新頻度も少なかったといいます。これをCMSoDで一括運用することで、コンテンツのアップロードや修正、共有を一元管理。更新頻度の向上に貢献しています。
「CMSについては数社から提案をもらいました。その中で、CMSoD自体を評価したのはもちろんですが、コネクティの人々のマインドと情熱が当社の目指すものにマッチしていると感じたことも、採用の大きな決め手になりました(萩山氏)」
CMSoD導入後、商品検索ページは基幹システムとCMSを連携させ、情報を動的に表示するよう改良。また、ニュース機能や読み物系記事にもCMSを駆使しています。一方、在庫情報と店舗情報については基幹システムのマスタ情報から自動的に取り込んでいます。このように基幹システムとCMSを連携させることで運用負荷を大きく減らし、DXを実現。工数をかけずに常に最新で正確な情報をサイトにアップできるようになりました。
同社では5つのサイトを運用していますが、以前は各サイトを別々の仕組みで運用していたため、横のつながりがなく、更新頻度も少なかったといいます。これをCMSoDで一括運用することで、コンテンツのアップロードや修正、共有を一元管理。更新頻度の向上に貢献しています。
「コネクティにはインフラからCMS、サイトデザインまで一括で提供してもらい、外部システムとの連携も含め難しい要望にしっかり応えてもらっています。CMSoDのメリットとしては、まずHTMLの知識がなくてもコンテンツを簡単に作れること。ワークフローを柔軟に設定できるので、複数サイトを運営していてもミスが少なく、安全性が高いですね。何より、構築から運用支援までワンストップでサポートしてくれるので、非常に助かっています(萩山氏)」
コネクティとともにPDCAを回し始めて以降、ページビュー数、セッション数のいずれも順調に増加。とくに2020年5〜8月の伸びが大きく、コンテンツ強化の結果がしっかり表れていると萩山氏は評価しました。今後は顧客のロイヤルカスタマー化に向け、MAとコネクティのCMSを連携し、よりパーソナライズされたコンテンツ発信を目指したいと意気込みを語り、セッションを締めくくりました。
コネクティとともにPDCAを回し始めて以降、ページビュー数、セッション数のいずれも順調に増加。とくに2020年5〜8月の伸びが大きく
パリミキが事業成長したWeb戦略について、動画で詳しく解説!
※本記事はマイナビニュース TECH+に掲載された「DIGITAL RELATIONS 2021 Spring」のイベントレポートです。