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【導入事例 | DCM株式会社 様】5つのグループ会社を統合。バラバラだったサイトを一つにし、運用効率アップとコスト削減を実現 【導入事例 | DCM株式会社 様】5つのグループ会社を統合。バラバラだったサイトを一つにし、運用効率アップとコスト削減を実現
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2023.09.01

【導入事例 | DCM株式会社 様】5つのグループ会社を統合。バラバラだったサイトを一つにし、運用効率アップとコスト削減を実現。

ホームセンター事業を全国展開するDCM株式会社様は、 2021年3月にグループ会社5社を統合し、店舗名称を「DCM」に統一。コネクティが5つのWebサイト統合およびリニューアルを手掛け、Connecty CMS on Demand導入により、サービスや情報の統一化、運用効率のアップとコスト削減を実現しました。

#CMS#サイトリニューアル#DX#デジタルマーケティング#インタビュー#導入事例

【お話を伺った方】
DCM株式会社 営業本部 商品統括部 販売促進部 広告企画課長 中山 光 氏
DCM株式会社 営業本部 商品統括部 販売促進部 広告企画課 主任 山田 友美 氏
ホームセンター事業を全国675店舗※展開するDCM株式会社様(以下、DCM)は、 2021年3月にグループ会社5社(DCMカーマ株式会社、DCMダイキ株式会社、DCMホーマック株式会社、DCMサンワ株式会社、DCMくろがねや株式会社)を統合し、店舗名称を「DCM」に統一。コネクティが5つのWebサイト統合およびリニューアルを手掛け、Connecty CMS on Demand(以下、CMSoD)導入により、サービスや情報の統一化、運用効率のアップとコスト削減を実現しました。

※(株)ケーヨー164店舗は含まれておりません。
(2023年2月末現在)
──サイトリニューアルに至った経緯や当時の課題を教えてください。

中山氏:
当時のDCMは5つの店舗ブランドがあり、各ブランドでサイトを運用していました。使用しているシステムも外注先もバラバラで、サービスや情報の統一化ができていなかったんです。そこで、DCMグループとして店舗ブランドを統合することになり、サイトも統合する必要がでてきました。

──5つのサイト統合となるとビックプロジェクトですね。どんな基準で企業選定をしたんですか?

中山氏:
実は当初、選定企業にコネクティさんはなかったんです。他社からいくつか提案されていたのですが、5つのブランドサイトの統合は通常のリニューアルとは異なり、とても難しいものでした。リニューアル予算も多く捻出できず、選定は難航していました。

──そんな中、コネクティを採用いただいた決め手は何だったのでしょうか?

中山氏:
当時コネクティさんには、基幹システムの入れ替えのためお話を伺っていたんです。そこで、5つのブランドサイト統合の話題が挙がりました。コネクティさんはDCMの実現したいことをしっかりと理解し、会社として方針はもちろん、各ブランドのこだわりを尊重しながらサイト統合するシナリオを描いてくれました。提案されたCMSoDはサイトを一括管理でき、コストもカットできるので、コネクティさんへ依頼することが決まりました。
──サイトリニューアルにあたり設定したコンセプトやターゲットを教えてください。

中山氏:
DCMは「Do Create Mystyle くらしの夢をカタチに」という企業理念を掲げています。DCMは全国に店舗があり、お客様のニーズは「日用品を安く買いたい」「DIYや習い事に興味がある」「掃除、片付け、趣味などの暮らしに関するヒントが欲しい」など多種多様です。
サイトリニューアルでは、お客様にとって、興味のある情報や欲しい情報が見つけやすく、目的に辿りつきやすくすること、リピーターへのサービスに重きを置きました。 KGIとしては「見込み顧客の来店促進とファン(リピーター)獲得」「情報発信による購買意欲促進、それによるグループ全体での売上創出」という感じです。

──サイトリニューアルはどのようなスケジュールで進行しましたか?

中山氏:
2019年より段階的に進行しました。まずCMSoDを導入し、ポータルサイトの立ち上げ。その後、店舗検索・スマホチラシ機能などを追加し、2021年にグループ会社5社を統合。そして今年(2023年)遂に旧グループ会社ページを完全に削除しました。

──足掛け4年!サイトリニューアルによる変化はありましたか?

中山氏:
情報が統合されたことにより「DCM」というブランドの認知がより一層高まりました。サービス内容も全国での統一化が図られ、情報発信がしやすくなったと思います。

リニューアルにあたりコネクティさんからKPIとして「店舗ページ閲覧数」「ECへの遷移数」「SNSへの遷移数」「見積フォーム問い合わせ数」などを提示してもらいました。 但し、それまで5社のサイトでそれぞれ獲得していた訪問者は減少するだろうと想定しており、また、屋号を統合したことでSEO的に過去の屋号名検索にも課題がありました。
そこでコネクティがリダイレクトやSEO対策もしっかり行ってくれ、想定したほどは減少せずに安心しました。
リニューアル後に一時減少したアクセス数値は回復し、2019年のCMSoD導入前と比較して、現在PV数は約5.6倍、セッション数は約6.2倍、UU数は約5.5倍と順調に伸びています。
──プロジェクトを進める上でよかった点はありますか?

山田氏:
とにかく私たちが無理を言っても応じてくれた点です。バラバラなサービスを一つにまとめるという作業はとても大変でしたが、要望通りそれ以上の提案をしてくれました。 以前は広告代理店を通し制作会社に運用してもらっており、私たちの要望が上手く伝わらないことが多かったんです。その点、コネクティさんはワンストップで対応してくれるので、コミュニケーションが非常にとりやすかったです。各サイトが持っていたページのリダイレクト設定やSEOの引継ぎなどしっかりと対応してくれました。
──CMSoDの操作性はいかがでしたか?

山田氏:
DCMは全国複数のチームがサイトを操作しているのですが、今も紙チラシの販促に力を入れており、Web知識が浅い担当者が多いんです。CMSoDの「アプリ機能」はHTMLの知識がなくても操作できるので、一度レクチャーすれば問題なく対応できています。

──「アプリ機能」の活用方法について伺えますか?

山田氏:
CMSoDの「アプリ機能」は決められた項目を埋めて、アップロードして戻すだけで簡単にページが作成できます。DCMのサイトは「店舗・チラシ情報」「商品紹介」「イベント・教室情報」「コラム」などをアプリ機能で操作できるようになっています。 この「アプリ機能」により、折り込みチラシのピックアップや毎月のお得な商品情報を各店舗で出しわけることで、全国にいるお客様の目的に沿った情報をお届けできています。
これはコロナ禍においても有益で、急な在宅勤務でもリモートでスムーズな更新ができました。

──運用コストの面で変化はありましたか?

山田氏:
CMSoD導入前は各グループ会社でサイトを運用しており、更新を外注するケースもあり、経費がかさんでいました。CMSoDで一括管理することで運用を内製化し、運用コストもおさえることができました。

──コネクティに改善してほしい点はありますか?

中山氏:
CMSoDの操作性は満足していますし、改善してほしいことは今のところないです。

──最後に今後の展望があればお聞かせください。

中山氏:
DCMは「マイボ」という自社アプリに紐づけができる会員限定のポイントカードがあり、ポイントを貯めたり、お得に買い物ができたり様々な特典があります。今後は会員様それぞれに、よりパーソナライズな情報をお届けし、寄り添ったコミュニケーションをとっていきたいなと思っています。

コネクティのCDP(Connecty CDP)では、会員データを一人ひとり管理・分析し、それぞれのお客様にあった情報を届けられますので、ぜひご検討いただけたら嬉しいです。

中山氏:
はい。5つのサイト統合という難しいミッションをクリアできたので、これからサイトを通しDCMブランドをどのようにお客様により魅力的に訴求していくか、コネクティさんと一緒にブラッシュアップしていきたいと思っています。

──ありがとうございました。

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