ページ選択(正規表現)
ページ選択で正規表現を使いたい
ページ指定によるフィルタは、特定のディレクトリやページ構造に応じたデータ集計に便利です。
このユースケースでは、ページパスに対して正規表現を使った指定方法をご紹介します。
こんな時に便利です
- 特定のカテゴリ配下(例:
/news/
)のページだけを対象にしたいとき - TOPページとキャンペーンページを一括で抽出したいとき
- 年度やID構造に応じたページだけを集計したいとき
活用の流れ
- サマリレポートなどのフィルタ条件で「ページ選択」を選ぶ
- 入力欄に 正規表現 を記述する
- 目的に応じて
/news/.*
や^/$|^/category/.*
などを組み合わせる
具体的な活用例
概要 | 正規表現 | 使用例 |
---|---|---|
特定ページ検索 | ^/news/detail/202301011200.html | /news/detail/202301011200.html |
ディレクトリ配下検索 | ^/news/detail/.* | /news/detail/ 配下のすべてのページを検索したい |
特定年度検索 | ^/news/202(2|3)/.+.html | /news/{年度}/{ID}.html 構造の中で、2022・2023年のページのみ検索したい |
特定カテゴリ検索 | ^/category/(event|campaign)/.+.html | /category/{カテゴリ}/{ID}.html 構造の中で、イベントとキャンペーンのカテゴリのページを検索したい |
特定文字から始まるパス検索 | ^/news/detail/2023.+.html | /news/detail/ 以下のパスで 2023 から始まるページを検索したい |
上記を用いて、TOPページとnews
、category
配下のアクセスのみを集計するには、下記のように記述します。
^/$|^/news/.*|^/category/.*
|
を用いることで、複数の条件を「または(OR)」の関係で結合し、一度の記述で複数のパターンに一致させることができます。
よくある質問
Q. 途中一致などは可能ですか?
A. 正規表現を使えば可能です。.*keyword.*
のように指定することで対応できます。
Q. 複数の条件を柔軟に組み合わせることはできますか?
A. はい、|
(OR条件)を使うことで複数のパターンをまとめることが可能です。
実際の記述例については、上記の活用例「TOPページ+ディレクトリ配下の集計」をご参照ください。