条件検索

最終更新日: 2025年11月20日

柔軟な条件設定を使いたい

複雑な分析条件の設定は、これまで正規表現の知識が必要でしたが、ドロップダウンとチェックボックスで簡単に設定できるようになりました。
このユースケースでは、直感的な条件設定方法をご紹介します。

こんな時に便利です

  • 正規表現を覚えるのが大変だが、複雑な条件で絞り込みたい
  • 除外条件と特定条件を組み合わせた高度な分析がしたい
  • 複数のページ群を比較して傾向を把握したい
  • 技術的な知識なしでデータを詳細に絞り込みたい

活用の流れ

  1. サマリレポートなどのフィルタ条件で「ページ情報」を確認
  2. 検索対象項目(ページURL、ランディングページ、参照元など)を選択
  3. 比較条件(含む、含まない、完全一致など)を設定
  4. 必要に応じてグループ化し、AND/OR結合で複雑な条件を構築

具体的な活用例

以下のような場面で、条件検索を活用することで、効率的にデータ分析を行うことができます。

活用例1:社内アクセスを除外した分析(単一グループ)

社内からのアクセスを除外して、外部ユーザーのみのアクセスを分析します。

グループ1(外部アクセスのみ)
・ 結合条件:AND
・ IPアドレス「192.168.1.0/24」を含まない
・ IPアドレス「10.0.0.0/8」を含まない
・ ページURL「/admin/」を含まない

効果

  • シンプルな単一グループで素早い設定が可能
  • 社内ネットワークや管理ページを除外した純粋な外部アクセス分析
  • 正確なコンバージョン率やユーザー行動の把握

活用例2:自然検索とSNS流入の比較(複数グループ)

自然検索からの流入とSNSからの流入を別々に定義し、流入傾向を比較します。

グループ1(自然検索流入)
・ 結合条件:AND
・ 参照元「自然検索」に完全一致
・ ページURL「/product/」を含む
グループ2(SNS流入)
・ 結合条件:AND
・ 参照元「SNS」に完全一致
・ ページURL「/product/」を含む
グループ間の結合:OR

効果

  • SEOとSNSマーケティングの効果を別々に測定
  • 商品ページへの流入チャネル別パフォーマンスを比較
  • マーケティング予算の最適化に向けたデータ収集

活用例3:モバイルダイレクト流入の分析(複数グループ)

モバイルデバイスからのダイレクトアクセスとブックマーク経由のアクセスを分析します。

グループ1(モバイルダイレクト)
・ 結合条件:AND
・ デバイス「mobile」に完全一致
・ 参照元「ダイレクト」に完全一致
グループ2(ブックマーク経由)
・ 結合条件:AND
・ デバイス「mobile」に完全一致
・ 参照元「その他」に完全一致
グループ間の結合:OR

効果

  • モバイルユーザーのリピートアクセスパターンを把握
  • アプリやブックマークからの流入を別々に分析
  • モバイルファーストのサイト改善に向けたデータ収集

活用例4:企業情報を活用した詳細分析(詳細情報連携)

オプションで連携されている企業情報を活用し、特定の業界・規模の企業からの流入を詳細に分析します。

グループ1(大企業からのアクセス)
・ 結合条件:AND
・ 企業規模「大企業」に完全一致
・ 業種「IT・通信」に完全一致
・ ページURL「/enterprise/」を含む
・ 参照元「自然検索」に完全一致
グループ2(中小企業からのアクセス)
・ 結合条件:AND
・ 企業規模「中小企業」に完全一致
・ 売上高「1億円以上10億円未満」に完全一致
・ ページURL「/business/」を含む
グループ間の結合:OR

効果

  • 企業属性別の詳細なユーザー行動分析
  • ターゲット企業セグメントごとのコンテンツ効果測定
  • BtoBマーケティング戦略の最適化に向けた高度なデータ活用

活用例5:新規ユーザーのデバイス別分析(詳細情報活用)

新規ユーザーのデバイス利用傾向を詳細に分析し、デバイス戦略を最適化します。

グループ1(新規ユーザーの分析)
・ 結合条件:AND
・ 新規率「新規ユーザー」に完全一致
・ デバイス「mobile」に完全一致
・ 参照元「SNS」に完全一致
・ IPアドレス「社内IP範囲」を含まない

効果

  • 新規ユーザー獲得チャネルとデバイスの関係性を把握
  • モバイルファーストなマーケティング戦略の根拠データ収集
  • 社内アクセスを除外した純粋な外部ユーザー分析

従来の正規表現との使い分け
項目条件検索正規表現
適用場面一般的な条件設定、複数条件の組み合わせ高度なパターンマッチング
学習コスト低い(直感的操作)高い(専門知識が必要)
対象ユーザー全ユーザー技術者・上級者
設定効率高い( GUI操作)低い(記述が必要)
柔軟性中程度(定義済み条件)極めて高い(自由度大)

推奨使い分け

  • 条件検索:日常的な分析、チーム共有が必要な条件
  • 正規表現:特殊なパターンマッチング、一意性の高い条件

よくある質問

Q. グループの最大数に制限はありますか?

A. 現在のところ、グループ数に制限はありません。ただし、条件が複雑になりすぎると結果の解釈が困難になる場合があるため、適度な粒度での設定をお勧めします。

Q. 保存した条件を他の分析でも使用できますか?

A. 同じレポート内であれば、「保存済みの検索条件」として条件セットを保存し、別の日に再利用することができます。 ただし、レポートの種類が異なる場合(サマリ、ユーザー、セグメントなど)は、各レポートで利用可能な条件項目が異なるため、条件の再利用はできません。

Q. 正規表現で設定した条件をノーコード形式に変換できますか?

A. 条件検索では、「含む」「含まない」「完全一致」「完全一致しない」に加えて「正規表現に一致」も選択できます。 これまでと変わらず正規表現での設定も可能ですが、日常的な分析では直感的な条件検索のご利用をお勧めします。

関連リンク

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