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コーポレートサイトリニューアル成功の秘訣とは? コーポレートサイトリニューアル成功の秘訣とは?
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2019.11.07

【コラム】コーポレートサイトリニューアル成功の秘訣とは?

インターネットが普及した現在、「気になる企業はとりあえず検索してみる」という行動はごく一般的なものとなっています。さまざまな場面で多くの人たちがインターネットから企業サイトにアクセスし情報を集めることができます。 そんな状況だからこそ、コーポレートサイトが担う役割は以前に比べて格段に重くなっています。自発的にコーポレートサイトに訪れたユーザーというのは、Webマーケティングにおいて重要な意味をもっているからです。 コーポレートサイトを有効に活用するためにも、もう一度、自社のコーポレートサイトを見直してみませんか?

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インターネットが普及した現在、「気になる企業はとりあえず検索してみる」という行動はごく一般的なものとなっています。さまざまな場面で多くの人たちがインターネットから企業サイトにアクセスし情報を集めることができます。
そんな状況だからこそ、コーポレートサイトが担う役割は以前に比べて格段に重くなっています。自発的にコーポレートサイトに訪れたユーザーというのは、Webマーケティングにおいて重要な意味をもっているからです。
コーポレートサイトを有効に活用するためにも、もう一度、自社のコーポレートサイトを見直してみませんか?

ほんの少し前までは、「何かしらのサイトをもっている」というだけで、企業はある程度の信頼感を得ることができました。しかしコーポレートサイトが当たり前になると、企業サイトは、企業のビジョンを打ち出したり、事業内容や企業の強みを社内外に発信したりする最強のツールにまで進化しました。

コーポレートサイトの情報発信先は、「取引先や顧客、採用対象者」のみならず「従業員、見込客、株主、地域社会」といったさまざまなステークホルダーが対象となりえます。だからこそ重要なのはコーポレートサイトの目的です。
さまざまな層に情報を届けることが可能な環境が整った今だからこそ、ターゲットをしっかりと設定し、最終目標をどこに定めるのかという明確な戦略が必要となるのです。

それでは、サイトリニューアルを思い立つきっかけはどんなときでしょうか?
「デザインが時代にマッチしなくなってきたから」「スマートフォン未対応だから」という場合もあるかもしれません。しかしそれはあくまでもWebサイトとしての課題にすぎません。コーポレートサイトリニューアルにおける課題の把握は、もっと上位層からの視点、つまり会社の経営課題からのブレイクダウンが重要です。

まずは、自社のサービスや企業の強みと弱み、競合の把握や市場ニーズを調査し、経営課題を整理した上で、Webサイトで解決すべきものを判断します。
たとえば、ある商品の売上を伸ばしたいという経営課題があった場合、
「サイトを利用した販売戦略を考える」「そのためにサイトをどうリニューアルするか考える」といった全社で共有するストーリーが必要となります。
経営課題を解決するための試みである以上、影響はサイトリニューアル担当者にとどまるものではなく、他部署との調整や意識の共有が必要になります。コーポレートサイトのリニューアルは全社的な取り組みと捉える必要があるのです。

次に、経営課題から導き出したコーポレートサイトでの戦略が決定したら、リニューアル後の効果をはかるための目標設定を行います。
具体的には、ユーザーがサイト上でどのような行動をとるようになったのか、サイトが売上にどのように貢献しているのか、などを把握するための指標となるものです。

サイトの目標設定としてよく用いられるものに、KGIとKPIという指標があります。KGIとは「Key Goal Indicator/重要目標達成指標」と呼ばれるもので、KPIとは「Key Performance Indicators/最終目標達成のために必要な中間的指標」と呼ばれているものです。

ある商品の売上を伸ばすために、コーポレートサイトのKGI(最終目標)を「ある商品のサイト経由の問い合わせを〇%アップする」と設定した場合、KPIは「問い合わせへの遷移率〇%アップ」「コンテンツ掲載ページの読了率〇%アップ」「直帰率を〇%下げる」などのような、最終目標を達成するための小さな目標の集まりとなります。

KPIとして設定した数値は容易にモニタリングできることが重要です。せっかくの目標を形骸化させないためにも「見える化」などを行い、目標と現状を把握しやすい仕組みの導入が有効です。

サイトリニューアルの目的を明確にすることは、サイトデザインの方向性を明らかにすることでもあります。訪れたユーザーのサイト内体験をすばらしいものにするためには、わかりやすいUIと高いユーザビリティを意識する必要があります。

Webサイトのユーザビリティとは、単なる「使いやすさ」という意味ではありません。ターゲットとなるユーザーが、想定される環境下でWebサイトを利用した際の使い勝手という意味です。

何らかのニーズをもって訪れたユーザーに十分応えられるだけのコンテンツが備わっていたとしても、目的に辿り着くまでの道のりが困難だったり、多くの時間や労力を費やす必要があったりする状況では、ユーザーがサイトにとどまる可能性は非常に低くなってしまいます。
重要なのは、ターゲットユーザーの良質なサイト内体験と、そこから問い合わせや購入へとスムーズに導くためのユーザビリティということになります。

サイトリニューアルの際、CMSの導入も検討するべきでしょう。

CMSとは、「Contents Management System/コンテンツマネジメントシステム」の頭文字を取ったもので、HTMLやCSSといった専門知識がない人でもWebサイトの更新や新規ページの作成ができるというシステムのことを指します。

CMSを利用しない場合、Webサイトの更新作業は外部業者に委託されるか、社内に専門の担当者を置いて作業を一任させるという必要があります。
外注する場合には、毎月の定額料金の支払いが発生したり、更新作業のたびに費用が発生したりすることになります。社内に担当者を置く場合、Webサイトの更新作業が特定のスキルをもつ人物に固定されてしまうため、担当者が不在の場合や退職した際など誰もWebサイトを更新できなくなってしまうというリスクがつきまといます。

しかし、CMSを導入することで、外注のコストカットおよび、複数人による更新が可能になるため、いくらでも好きなタイミングで素早く情報公開が可能になります。
コンテンツはサイトの財産です。CMSを導入することで、コンテンツの管理や更新を簡単に行うことが可能になります。

自発的にサイトに訪れたユーザーは、サイトの情報や広告に対する拒否感が非常に少ない状態といえます。その中で、「面白い情報」や「ためになる情報」に触れ、ユーザーがサイトに価値を見出せば、自然とリピーターが増えていくでしょう。
このような、ユーザーから自発的に見つけてもらう手法をコンテンツマーケティングと言います。
CMSを導入することで、ページやコンテンツを自由に増やしていくことができるため、ユーザーのサイト内体験を改善し、サイトのファンを作るというコンテンツマーケティングの手法を手軽に試すことができるのです。

コーポレートサイトのリニューアルはWebサイトの規模にもよりますが、全社的な一大プロジェクトといえるものです。
しかし、リニューアルが完了し、思い通りのデザインや魅力的なコンテンツが準備できたとしても、そこがゴールではありません。今一度、当初の目的に立ち返りましょう。重要なのは、Webサイトを通じて経営課題を解決することです。リニューアルはそのための「スタート」でしかないのです。リニューアル後の運用フローに不備はないでしょうか?目標値を忘れてはいませんか?
リニューアル後も定期的な解析・改善を行い、リニューアルの成果を最大限に発揮させることが重要です。

コーポレートサイトのリニューアルは、ターゲットやリニューアルの目的を明確に定め、ユーザーに魅力的な体験と高いユーザビリティを提供することが重要です。
CMSを導入すれば、専門的な知識をもたなくともサイトの管理や更新が容易にできるようになるため、コンテンツマーケティングも可能になります。
コーポレートサイトのリニューアルは、会社の経営課題解決にも貢献できるほどの、十分な可能性を秘めているのです。

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